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そういう訳で、時雨は剣道場に行ってみることにした。
別にバドミントン部でもよかったんだがやっぱり剣術が好きだった。ということにしとく。
それと、時雨の経歴が流れていたにもかかわらず、なぜか剣道部からは勧誘がなかったのが気に入った。これならプライドも傷つかない、うん。
放課後、図書室でちょっと時間つぶしして(襲われるのをさけて)、みんなが部活に集中し始める頃までまっていようと思ったら寝てしまったようだ。時刻は1600時過ぎ。
じゃ、行くか、と椅子からたったところではたと気がついた。図書室は教室から近いし、体育館は始業式で行ったから場所は知っている。の、だが
剣道場って… どこ?
ここが新入兵と転校兵の違い。
授業で校内を案内してもらえない!
理不尽だ。世の中には理不尽が溢れている。
あぁもうだめだ人生の終結だ鬱だ死のう。
という冗談はおいといて、どうするかね~。
取りあえずだれかに聞いてみよう、と周りを見わたしてもだれもいない。
オワタ。すべてオワタ。モウ・ダ・メポ。いやそういうネタ画があったんよ。いやまじで。
なんかめんどくさくなってきた。
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