184人が本棚に入れています
本棚に追加
和也が、帰ってすぐ外務の武山さんに捕まっていた。
「おい……」
『な、何ですか?』
俺は、武山さんの迫力に少しビビり引きぎみに聞いた。
「陸也……。お前に話したい事があるんだ。時間あるか?」
武山さんは、そう聞いてきた。
俺は急ぎの用もなかったから、
『ありますけど……?』
と答えた。
「そうか……。じゃあ、単刀直入に言う。お前が、入社した時から気になってたんだ。俺と付き合ってくれ……」
…………え゙‼
俺は告白された。
しかも男に!?
唖然とした。
まさか、俺が告白されるとは……。どうなってんだ?
俺は混乱した…。
『あの、武山さん……』
「なんだ?」
『いや…その…。俺、そっち系は興味無いんっすけど……』
「俺の事嫌いか?」
真剣な話しになっていく……。
『そう言う訳じゃないんですけど……』
「じゃあ、いいじゃねぇか!!ものは試しだ……。一回ヤろうぜ……。なぁ…」
武山さんは、そう言い俺の方に迫ってきた。
俺は咄嗟に後ろへ下がる。
「そんな、怯えんなよ。そそるね~🎵」
そう言い、あとに退けなくなった俺にキスを迫ってきた。
・
最初のコメントを投稿しよう!