突然の訪問

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…と、同時に… 直哉「弥生―?入るぞ―?」 そう言って… 直哉は玄関のドアを開けようとした―…。 弥生「!?」 マズイ… 早く鍵を―… 私は急いで 鍵に手を伸ばしたのだが―…。 直哉「……。」 弥生「……。」 遅かった―…。 直哉「何だ。弥生、居るじゃん。返事がないから居ないのかと思ったぞ?」 弥生「……。」 直哉「ん?どうしたんだ?黙ったままで…」 弥生「どうして…(ボソッ)」 直哉「ん?」 弥生「どうして…来たの…」 直哉「"どうして"って…お前が心配で…」 弥生「心配しなくても大丈夫だよ…メールに書いてたでしょ?"気にしないで"って…」 直哉「でも…弥生が"大丈夫"って言う時は"大丈夫"じゃないんだよ!!」 弥生「そんな事ない!!」
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