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ねぇ―…
何で気付いてくれないの…?
直哉―…。
直哉「弥生…」
弥生「うぅっ…ぐすん…」
直哉「や…よい?」
弥生「うぅっ…どうして…ぐすん…気付いて…くれないの…どうして…(ボソッ)」
どうして…
直哉の瞳には…
私じゃなく…
"あの子"を映してるの―…?
私を映してたとしても…
それは―…
"幼馴染み"としての私だ…。
直哉「…弥生…」
弥生「どうして…私じゃ…駄目なのよ…直哉…(ボソッ)」
直哉「ぇ…」
弥生「こんなに…アンタの事が…好きなのに…どうして…(ボソッ)」
直哉「弥生…」
弥生「私が好きなのはアンタなのよ!!何で…気付いてくれないのよ…」
私の叫んだ言葉を聞いて…
直哉は一瞬、驚いた顔をして…
そして、直哉は口を開いた―…。
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