君の瞳に映ってる人は...。【完結】

雨宮君からの告白

私は突然、雨宮君にそう言われて…

一瞬、思考が停止してしまった―。

雨宮｢俺…ずっと、お前の事が好きだったんだ｣
弥生｢雨宮君…。気持ちは嬉しいけど…でも…私…｣
雨宮｢お前が幼馴染みの事を好きなのは知ってるさ｣
弥生｢…知ってるなら…私の答え分かるでしょ…｣
雨宮｢あぁ…｣
弥生｢そう言う事だから…ごめんなさい…｣
雨宮｢…なんで…｣
弥生｢え…?｣
雨宮｢なんで…そんなに幼馴染みの事、想い続けられるんだよ!辛いだけだろう!!｣
弥生｢!?｣
雨宮｢片思いなんて辛いだけだろ…それに、アイツにはもう"彼女"が居るんだぞ!!｣
弥生｢っ…｣
雨宮｢いい加減、現実を見ろよ!!｣
弥生｢!?｣
雨宮｢アイツは"彼女"に夢中でお前の事、見えてねーだろ!!｣
弥生｢そんな事ないよ…｣