誕生日で

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その後、二人に何回訊いても何で二人で会っていたかを教えてくれなかった。 俺にはそんな二人が気に食わなく感じた。 「何をカリカリしている。」 後ろから俺に話しかけてきたのは真面目そうなイメージを醸し出す四角いメガネに黒髪の男だ。 名前は石田竜彦【イシダ タツヒコ】だ。 ちなみに名前のせいでよくダサいとか言われたり滅○師の血筋と言われたりしているが本人は滅却○を知らない。 が、弓道部で中々の名手らしくより周りからは○却師と呼ばれるようになった。 こいつはどうやら和泉の古くからの知り合いらしく気が付いたらよく話すようになっていた。 ちなみに彼女がいるらしい。 「なあ、竜彦はどう思う?」 俺は一通り話すと竜彦にそんなの君がわからないのに僕がわかる訳ないだろ?と言われてしまった。
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