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現れた2人の兵士に腕を抱えられ、ナーバスは引きずられて行った。
「…根性だけはCIAのそれだな。」
監守の男は 咥えたタバコに火を点けながら呟いた。
「全く…お前さんのせいで、あの子は可哀想な目にあってるなぁ。
罪悪感とかはないのかよ、CIA工作員さんよ。」
ちょうど、ナーバスが収容されている場所の目の前の牢に その男は入れられて居た。
「あの子が拷問で瞼を腫らしたのは、不幸中の幸いだなぁ?
にっくきお前の顔を、ハッキリと拝めないんだからな。」
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