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兵達は 一定の距離を保ち、銃口を常にナーバスに向けている。
だが、それは同時に盾にされている兵士にも向けられているという事…。
同胞殺しは重罪だ。
誰も手出しはしない。
盾にされているのが部隊長ならば、尚更である。
「追いかけて来た者は、容赦なく排除する…。
故に、追跡するな。」
ナーバスは 部隊長を絞め技で気絶させ、その場に残し ライルを抱えた。
一瞬だった。
ライルを抱えたナーバスは、そのまま斜面を滑るように降りて行った。
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