理由と目的

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「これはワタシの造った医療薬、名前はまだないんだけど…ワタシは【アダム】と呼んでる。」 「…アダム?」 ―――――ガチャリ… 錠前を外すと、中には小さな試験管に入った緑の液体が 丁寧に5つ並べられていた。 「で、その【アダム】は何なんだ?」 「君が質問したんじゃないか、特殊兵とは?って。」 グイィっと 診療医は一気にコーヒーを飲み干した。 「これが、特殊兵の元だよ。」
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