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「抵抗するな!
抵抗する場合は、射殺を許可されている!」
周りを囲む兵士達の指が、トリガーに掛かるのが見える。
本当に殺される。
「私が、スパイだという証拠はあるのですか?
根拠は。この処置は、不当なものではありませんか!」
ナーバスは声を張り上げる。
すると マイリス少佐が一枚の写真を取り出した。
「この男に、見覚えがあるハズだ。」
「知りません。」
「しらばっくれるな!
貴様がこの男と密会を行った事は分かっている!」
「知りません!
見た事もありません!
誰なんですか こいつはッ!」
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