剣族

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「そうだね!!」 エルがリナに突っ込み、何回か剣を交える。 「エル、そろそろ終わるわよ!!」 エルを蹴り飛ばし体を捻りながら後ろに飛んだ。 「はっ!!」 ナイフを投げる。 「ナイフ投げるなんて、リナ負けたいの?」 エルはそのナイフを受け取る。 ニヤッ リナがニヤリと笑う。 「チェックメイトよ、エル」 「えっ?」 「ナイフの下を見てみなさい」 持っていたナイフの下を見ると、 もう一つのナイフが宙に浮いていた。 「あ~、見えなかった」 「見せるように投げるわけないでしょ」 リナはナイフの下にナイフを隠して投げたらしい。 「そこまで!!勝者リナティ!!」 ガルス先生が終了の合図をした。 リナとエルが魔法陣から出て来る。 「お疲れ~」 「お疲れ様です」 「おっつ~」 リナ達に近づく。 「別に疲れてないわよ」 「僕はへとへとだよ」 そんなこと言っているが笑ってるからそんな感じがしないぞ、エル 「それでは次行くぞ!!」 もう次の試合が始まりそうだ。
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