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俺の試験(死刑)がせまってきた時、一人の先生がやってきた。
「ガルス先生、ちょっと」
「何ですか?」
「実は………」
その先生はガルス先生と少しの間話し合い、去って行った。
「何だったんでしょう?」
「さぁ?」
全員が疑問に思っていると、
「ユウリス、お前に試験相手が出来た」
「え?」
「実はな、隣のクラスも同じ事をしていたのだが、むこうも一人余ったらしくこちらに相談しにきたんだ。こっちにはお前が余ってたからちょうどいいと思い了解した」
さっきのはその相談か
「すぐ来るから少し待ってろ」
「は、はい」
心で助かったと思う俺だった。
待っていると隣のクラスの奴らがやってきた。
隣だからBクラスね
「相手はこの子です」
先生が指す方にいたのは一人の男の子だった。
見た目は黒くて少し長い髪、顔は無愛想、良くいえばクール、身長は中の中くらい。モテるタイプだな、あれ。
「シングス・バークレイ、よろしくお願いします」
「うむ、よろしく」
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