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さて、次は大山先輩だ。
「大山先輩か・・・。確かに特徴がないですね~。顔も童顔だし・・・」
「心の声が出てるよ・・・」
「おぉっ!大山先輩~っ」
後ろをばっと振り返ると、そこには大山先輩が立っていた。
「確かに僕は特徴がないかもしれない!でもやるときにはやるんだ!」
「・・・・・・例えば?」
「授業中にポテチを食べるのが僕の夢なんだ・・・!」
「・・・アホですね」
「ユイに言われたくねぇよな」
突如聞こえるアホな声。
こんなこと言うのは、あの人しかいない・・・。
「ひなっち先輩、死ね!!」
「残念ー。死にたくてもここは死ねない世界なんだよっ」
む、むかつくーっ!!
大山先輩と話してるつもりが、いつの間にかひなっち先輩とになってしまった。
なんで、いつもひなっち先輩が絡むかなぁ・・・。
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