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次の日の朝。
カレンは雷夜よりも早く起きた。
早く十夜が通う学校を見つけたいからだ。
本当は内緒で行こうとしたがドジなカレンはすぐに見つかり、兄には偵察に行くと伝えて家を出た。
街中~
カレン「うわぁ~。魔界では見たことない物ばっかりだぁ~。でも、輸血パックは売ってないんだ…。」
輸血パックとは、ヴァンパイアのレトルト食品みたいな物だ。
カレンは輸血パックが大好きで、魔界にいた時は、1日で3パックは軽く飲んでいた。
普通のヴァンパイアは1日1パックが普通だ。
カレンは街を見渡しながら十夜が通う桜鈴高等学校を探した。
しかし、なかなか見つからなかった。
カレン「はぁ…はぁ…。疲れた~。」
カレンは近くにあった公園に行き、そこのベンチに座った。
カレン「桜鈴高等学校…。どこにあるんだろぅ…。」
カレンが空を見ていると、男の人が4人カレンに近づいてきました。
男A「ねぇねぇ君、こんな昼間から何してるの~?」
男B「もしかして、君も学校を退学になったの?」
男C「アホか!こんなに真面目そうなんだから退学になるわけないだろ!!」
男D「確かにそうだな(笑)」
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