人間界へ

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カレン「はぁ~。わかりました。」 魔王「ありがとうカレン。雷夜には私から伝えておこう。」 カレン「いつ人間界に行けばいいの?」 魔王「今日の月が白くなる時だ。」 カレン「わかりました。」 カレンは部屋を飛び出し自分の部屋に行った。 カレンの部屋~ カレン「人間界かぁ~。どんな所なんだろう~。」 カレン達魔界に住んでいる者は、人間界は知っているが、どんな所なのかは知らないのだ。 カレンは独り言を言いながら支度をしました。 そして、月が白くなる少し前に、人間界と魔界を繋ぐ月の道【ルーナロード】に着いた。 魔界の決まりで、人間界へ行く者の見送りはしてはいけないことになっている。 カレン「決まりだもんね…。」 カレンは少し悲しい表情になった。 だが、カレンが悲しんでいても時は進み、月が白く輝き出した。 カレン「キャッ!!」 月が白くなった途端に強い風が吹き出した。 カレン「負けてたまるかっ。早くしないと…ルーナロードがっ…。」
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