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「どおゆうことよ?」
「どおゆうことよ、じゃないよ‥‥お前も俺の子を見て同じことを感じたはずだろ?」
「ウッ!‥‥確かに、アタシの旦那のことを考えたら、可能性はあるかもね‥」
「だろ!‥‥お前の旦那って‥‥?」
「そう、優衣の従兄よ‥‥優衣のお葬式の時に会ったでしょ?‥‥英次さんよ‥」
俺は、愛奈の言葉に頷きながら、
「だって、見てみろよ‥‥あいつら今日が初対面なのに‥もうあんなにくっついてるぜ‥」……と、言った。
そして、俺と愛奈はお互いの我が子を目を細めて、微笑ましく見つめていた。
そんな見つめられている2人の子供達は、八雲が言うように明らかに最初より打ち解けているように見えていた。
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