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今日１日の授業も終わって、掃除当番のあたしは箒を持ってクラスの女の子にけしかけていた。
「あたしの歌をきけー」
「また始まったよ、ハルちゃん暴れるつもりだ」
「元気だねぇ」
身長低くて、やんちゃばっかするあたしを女の子達は可愛いって言ってくれる。
「チビは大人しく帰れー」
それに対して男の子ときたら、…あたしの魅力に気付けないなんてご愁傷様。
怒って男子を追いかけ、箒を振り回しながら走る。
「ハル！」
なっちゃんだ。
「危ないから、めっ」
「うっしゃい」
―――ゴスっ
お決まりのやりとりに、周りは苦笑い。
「今日はわたしの買い物付き合って」
「横暴な巨人の言うことなんかききませーん」
「せっかくクレープ奢ってあ「ぜひお供します!!」
高速で掃除を終わらせた。
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