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それからいろんなお店を回った。
下着売り場行って騒いだり、約束通りにクレープ買ってもらったり。
楽しいな、なっちゃんといると居心地がいいの。
「あ、ハルこっち!」
急に手を引かれた。
(――なっちゃんの手、細いのに柔らかい……)
引かれるままについて行くと、そこにはロリータ系のお店………。
「あたし…こういうの苦手。」
「えー!!……問答無用」
店内にあたしの悲鳴が轟いた。
なっちゃんに無理やり試着室にほおりこまれる。
「わたしが選んできてあげる。…くれぐれも、逃げないように」
そう言い残すと足軽々に行ってしまった。
――苦手とは言ったものの
すごくストライクなんです。
でも…自分は可愛くないから、こういう可愛いものを身に纏うなんていけない気がして……。
いつも避けてきた。絶対に似合わないよ。
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