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いや、やめろやめろ…マジ何？お経？汝？さっきからこれ…何…
俺顔上げるの怖いんだけども死ぬ程怖いんだけども…
怖いんだけど怖いんだけど怖いんだけど怖いんだけど！
「ぁ、あの……悪戯なら止めて下さいませんか、あと夢なんだったら今すぐぶっ叩いて」
「スピリチュアリティを全く感じない…ホントにこの人なのかな……んっー」
うっわ、めちゃくちゃシカトかましてんよ、俺こんな状態で悩んでるっていうのに…スピリットソウルがなんちゃらかんちゃら意味不明だっ！
「…ぁ、落ちるよ？」
「はい？」
フと顔を上げると本棚から大量の広辞苑が俺の脳天に直撃した
「…痛ってぇ、つか何故落ちて……」
頭を抱えながらふわりと目の前を何かが通る
「ごめんね、ゆるしてぇ～あたしね、初対面の人にはつい一発やっちゃうの」
「………ぁっ…あぁっ…あぁぁっ！」
目の前にはふわふわと宙に浮いた全身が青白く光る女の子がウインクをした
「お！ようやく正常な反応!?ふふふっ～…恐怖をごちそうさまっ」
「あっ…あんたはっ!?」
「んっー幽霊？多分そう…一応幽霊です、これからもお願いしま～す…ぁ、名前は玲奈ね！握手する？」
俺は、この日幽霊と出会った
玲奈とかいう美少女幽霊と
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