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ピィィィィィィィ
高らかな音が森に鳴り響く
すると
ウオォォォォォン
何処からか遠吠えが聞こえてきた
しばらくすると近くの茂みから少年の髪と同じ純白の毛並みをした狼が茂みをかき分けて出てきた
「よく来たねクレア」
クレア『ふむ。もう食事の時間かの?』
クレアと呼ばれた狼は少年にそう言った
「そうだよ。さぁ行こう」
『そうじゃな。よしスノウよ、早く乗るのじゃ』
スノウ「うん!」
そう言って少年-いや、スノウはクレアの背に乗った
クレア『さて、行くぞ?しっかり掴まるのじゃ』
スノウ「うん!」
そうしてスノウを乗せたクレアは駆け出した
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