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帰り道。
必死に家に帰らなくても済むいい方法を考える。
「…あっ!」
愛美はパッと表情を明るくした。
携帯がある!!!!
友達の家に泊めてもらおう!
そう考え、いつも一緒にいるうちの1人の女友達
彩音にラインした。
《今日家に誰もいないから泊めてくれない?(>_<)》
もうこのまま彩音の家で過ごしていけないかなぁ…
お母さんが帰ってくるまでの間…。
「はぁ…ほんとにお母さんは何を考えてるんだか…」
一人でブツブツ言ってると
ブーーッブーーッ…
布越しから伝わるバイブレーション。
「お、彩音。早い!」
嬉しそうな声で愛美は携帯を開いた。
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