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驚きのあまり硬直状態。
そんな愛美を見て微笑み優しく頭に手を置く。
「キミが愛美ちゃんかぁ、かわいい。おかえりなさい」
優しくおっとりとしたような喋り方。
なのにおいかにも女慣れしてますって言葉を並べるその人は
明るめの栗色の髪と同じくらい色素の薄く茶色い綺麗な瞳
肌はどちらかといえば色白で
美しいという言葉がピッタリな綺麗な顔立ちが
発言はたらしっぽいのにむしろ爽やかさえ感じるほどだった。
この人が【浩】…。
優しそうな雰囲気に少しだけホッとしつつも
驚きと緊張で未だ動けずされるがまま素直に撫でられたまま男の人をを見つめた。
アクセサリーもじゃらじゃら着けてる訳ではなく
唯一目に入ったのは
私の目にはキラキラしてれば高そうに見えるけど
あからさまな感じでもなく光る赤い宝石が特徴的な
綺麗なネックレスをしているくらい。
アクセサリーも含めて絵本の中の王子様みたい。
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