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「愛美も起きたし部屋戻るな」
そう言い、剛さんは安心したような表情と
少し眠たそうな表情で部屋から出て行った。
パタンと扉が閉まる音と共に気になってた質問を口にした。
浩太くんは優しそうな雰囲気があるから緊張してたけどまだ聞き易かった。
「あの…私の家にこんな部屋…いつ…?」
私の質問に一瞬キョトンとする浩太だが、すぐ笑顔で答える。
「この家、二つ使ってない部屋があったから
時間たくさんあったから俺達の荷物置かせてもらったんだ」
確かに私の家には空いてる部屋はあったけど…
私が家を空けていた時間を考えると、3時間程度だから
たったそれだけでこんなに部屋を…
「そう…だったんですね…早い…」
何も無かったような空き部屋から
こんな風に変わってると普通は驚く…。
「…そこいい??」
浩太は私?を指差して真剣な表情で言った。
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