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何で…手を…そのまま寝るって…
昨日の出来事をしっかり思い出そうと私は頭をフル回転させた。
ーーーーーーーーーー…
お兄ちゃん二人は私が帰ってくるまで
ご飯を作ってしかも食べずに待っていてくれたみたいで、
浩太くんの部屋から二人で出た後一緒にリビングに向かって
剛さんが浩太くんの部屋から出て行った後
作り置いてくれてたカレーを温めたりとご飯支度をしてくれていたので
三人でテーブル囲って食べた。
「すごいおいしかった!剛さんお料理上手なんだね!」
こんくらい普通だろ…、とわりと剛さんご満悦。照れ気味。
ズキュンッと心臓にくる。
可愛い反応もするんだ剛さん…とか思って意外な一面にときめいてると
「てか剛さんって気持ちわりー…せめてくん付けにしろ」
と、ぶつぶつ言うから剛くん呼びに変更。
「わ、わかりましたっ!剛くん!」
えへへーって愛美が笑うと浩太くんが面白くなさそうに
「ふたりばっか楽しそうにしてずるい俺もいるんですけどー」
って私のこと後ろから抱きしめてきて
私の心臓張り裂けそうになって、咄嗟に
「へ!?やっ、だめ!」
私は浩太くんを突き放してしまった。
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