240人が本棚に入れています
本棚に追加
/197ページ
それなりに和解し始めてたときに剛くんが部屋から出てきた。
剛くんにも迷惑かけたし謝りたいけど
まず浩太くんみたいに年頃の下着姿見たこと謝ってくれる…かな…?
あんな浩太くんほど申し訳なさそうにしなくてもいいの、だって私が悪い不可抗力だし、
口だけでもとりあえず悪かったなって…
そう期待して剛くんの方に目を向けると
「やーでも、愛美って本当幼児体型なのな。もう中3なのに発育おせーんだな」
!?
悪びれた感じは一切無く、ニヤニヤ言う剛くんに私は怒りが湧き上がる。
私の中での最大のコンプレックス、それを今言うなんて…。
「いや剛…お前…」
「…ひどい…!そんなの私が一番わかってるよ!!最低!剛くんなんかだいっきらい!」
浩太くんが剛くんに何か言いかけてたのを遮ってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!