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愛美は不思議に思い
二人の真逆の表情を見比べて首を傾げて観察していると
「何の話してんの?」
左東くんが私達三人の所に来た。
「わぁぁ!ゆっ、雪」
すると明らかに挙動不審になる星奈を見て彩音は察知したように愛美に言った。
「ちょっとあっち行こっか」
彩音に腕を掴まれて廊下に引っ張られた。
「へ?えっ?」
おろおろしながら彩音についていくしかない愛美。
「あみぃー!あやねぇ!!行かないでぇぇー」
星奈は涙目で私達を引き止めようとしていた。
「あいつらって変だなー」
左東くんは笑っていた。
「何で?涙目だったよ?可哀相…」
何言ってんのこの子と言わんばかりの呆れ顔をされた。
「星奈はね、雪くんが好きなの。邪魔者は消えないとね?」
えっへんとドヤ顔の彩音。
「え!?星奈が雪くんを!?知らなかった…
なんであみに教えてくれなかったんだろ」
いじける愛美を見て
「星奈もうちに言ってくれたわけじゃないよ
でも星奈わりとわかりやすいから見ててすぐわかる」
愛美はそういうの疎いからねーと言われた。
ちぇーあみだって
「じゃあ…そうゆう彩音は
好きな人いるの??」
「はっ…はぁっ!?
そっ…そんなのいないし!!」
愛美の質問を聞いた瞬間に彩音の顔が赤くなりさっきの星奈のような話し方に変わった。
…いるのかな??
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