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「まあ、そーゆーことだから。ね?迷惑かけちゃだめよ?
お兄さん方を彼氏にできるよーに頑張って!
私は一日も長く入院するから☆」
きっと今の私の頭の上にはたくさんのはてなが浮かんでいることでしょう。
だって私はもうお母さんの言ってることが何も理解できません。
「ははっ…せめて、一日でも早く、でしょ?」
聞き間違いであれ、と聞き直す。
「何言ってるの?今まで彼氏いなかった愛美が
すぐに落とせるなんて思えない。
だからながーく病院に居座ってあ げ る の よっ?」
………………
「@&-/%+…?????」
はい????
お母さんの言葉に驚きすぎて、間抜けな声さえも出ません。
「あ!」
何か大事なことを思い出した様子で目を見開くお母さん。
やっとお母さん自分の問題発言を理解したのね…
と、愛美が安堵の溜め息をもらすのもほんのつかの間
「お金の心配はしないでね、たぶん入院そんな長くいないで
おばあちゃんとこに行くから。
それにお兄さんには私は疲労、過労じゃなくてわりと重病って
ことにしてるし…
とりあえず、しばらくは帰らないからちゃんと頑張ってね」
そう言い切ったお母さんの表情は意味わかんないくらい素敵な笑顔だった。
本当意味わかんない。
今脳が追いついてません。理解してません。
お母さんどうしちゃったの…?
頭の中が混乱ぐるぐるの中
「話し終えましたか?」とずっとキレのいいところまで会話がいくのを待っていてくれてたようなタイミングで看護師さん声をかけられた。
点滴の時間だったらしく、愛美は部屋から出された。
「……」
いやいやいや…え?
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