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(...)
しばらく何も考えずに
ぼ~っ としていた。
するとすぐにゼロが出てきた。
「早かったね。」
「あぁ。すぐ終わったし。」
「何したの?」
「ボディチェック?的な事。」
(ボディチェック!?)
心の中で叫んだエミル。
「エミル?」
「あ、ううん。何でも無い。」
「次~。」
声が聞こえた。
「じゃ、行ってくるな。」
「おう。」
エミルは中に入っていく。
そして、中にいたのは
見知った顔だった。
「...ライル王子?」
「ピンポーン!大正解!」
ハイテンションで盛り上がってる
ライル王子(16)。
「君に質問。」
早速来た。
て、あれ?
(質問?身体検査じゃ...)
「君は 女 である。間違い無いな?」
「!」
エミルは驚く。
「ちっ...!」
違いますっ! と反論しようとした時、見たライル王子の目は真剣だった。
「...」
黙ってしまった。
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