†第一章 変態は唐突に†

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(...) しばらく何も考えずに  ぼ~っ としていた。 するとすぐにゼロが出てきた。 「早かったね。」 「あぁ。すぐ終わったし。」 「何したの?」 「ボディチェック?的な事。」 (ボディチェック!?) 心の中で叫んだエミル。 「エミル?」 「あ、ううん。何でも無い。」 「次~。」 声が聞こえた。 「じゃ、行ってくるな。」 「おう。」 エミルは中に入っていく。 そして、中にいたのは 見知った顔だった。 「...ライル王子?」 「ピンポーン!大正解!」 ハイテンションで盛り上がってる ライル王子(16)。 「君に質問。」 早速来た。 て、あれ? (質問?身体検査じゃ...) 「君は 女 である。間違い無いな?」 「!」 エミルは驚く。 「ちっ...!」  違いますっ! と反論しようとした時、見たライル王子の目は真剣だった。 「...」 黙ってしまった。
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