描 苦 気 恋 集 ・ かきくけこ しゅう

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私は刑務所帰りの前科持ち…。 2年10ケ月の刑期で、平成13年10月3日に三重刑務所を仮出所した。 満期量刑を約6ケ月余り残しての仮釈放だった。 あれから早くも10年近くになるが…。 妻と離婚後、4人の子供達と父子家庭で十数余年、子供達との成長が楽しみでもあった。 が、私自身が自らの手で招いた家族の崩壊… 外人女性に溺れ、子供達との絆が切れてしまったのだ。 その結果は犯罪へと繋がり、子供達から出されてしまったのだ。 受刑当時の余暇時間を利用して、書き綴った[詩][短歌][歌]等々を当時の日記から抜粋したものです。 私自身の1つの証しとして、半生記を書いたのが[獄老燦・ごくろうさん]であり、これはその別集としてまとめたモノです。 私自身の罪状や生い立ち、等はその獄老燦を参考にして頂き、ここでは獄中からの想いや生活等を詠ったものです。 実録体験ですが、各、名称や建造物は[全て仮名]です。 類似名称等が登場したとしても、実在とは無関係です。
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