死ぬ勇気と生きる絶望

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死ぬ勇気があるなら生きろってそうやってコメンテーターが喚いてた。 生きる勇気がなくなってしまった。 だから僕には死ぬ事よりも生きる事に絶望した。 なんと言われたってかまわない。 皆に泣かれても、怒られても裏切りだと罵られても。 そんな全部が厭になっただけ。 もう僕には、何も見えない、届かない、聞こえない。 生きるという事は、僕にとっては死ぬ事よりも難しく絶望だった。 それだけの話さ。
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