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早くもお尻の辺りに何か当たってるんですけど。 「…体、大丈夫?」 体を拭いてると、伺うように聞かれた。 「大丈夫だよ。」 今更な言葉に苦笑い。 タオル1枚でベッドに移動して。 「おいで。」 そう手を差し伸べられて、悠希の腕の中に収まった。 「真依、好き。」 悠希は常に言葉で伝えてくれる。 それは嬉しいような、重苦しいような。 そして軽くも感じる。 .
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