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-誰でも良いから…
殺してみたかった-
2010年･大阪
一人の男が息を切らし､走っている｡
男は廃墟のﾋﾞﾙへと逃げ込み､影に身を潜める｡
ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ…
男は青のｽｶｼﾞｬﾝにｼﾞｰﾊﾟﾝ姿､顔と体格は…ややｶﾞｯﾁﾘ系で髪は長髪を後ろで縛っている｡
服には大量の血糊を付けていた｡
とあるﾆｭｰｽ
｢今日､昼13時頃…○×ﾃﾞﾊﾟｰﾄで男が無差別に人を刺す事件が起き､警察が全力を持ち…捜索に掛かっているとの事です｣
｢なお、犯人は未だ逃走を続けていますので…近くにお住まいの住人は､くれぐれも気を付けて下さい｡｣
｢男の特徴は､青いｼﾞｬﾝﾊﾟｰにｼﾞｰﾊﾟﾝを来て…｣
某日･昼13時頃―
大阪府○×市
○×ﾃﾞﾊﾟｰﾄ
俺の名前は松永悟…
年は23…
仕事もﾌﾘｰﾀｰで上手く行かなくて…
全てに嫌気がさしていた
そんな時…
誰かを殺したい…
そう…思ったんだ…
…誰でも良かった｡
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