人斬り-第1話-

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松永 「そうなんですね… 全然覚えてないんです…すみません…」 松永は悲しんでる【フリ】をして謝る。 望月 「…いや… 仕方ないよ… 記憶が戻る様に、わしも協力するぜよ!!」 松永 「ありがとう!!!」 望月 「記憶が無くても、わしらは親友ぜよ!!!」 松永 「あ…ああ!!! (…何が親友だ… 俺は人を信じない 絶対な………)」 望月 「以蔵が記憶を無くしたのを龍馬さんにも、伝えた方がえぇんじゃろか…」 松永 「…龍馬? 龍馬…龍馬…… お~ぉ!!!!」 望月 「………ん? 以蔵… 龍馬は覚えゆうがかい?」 松永 「あ…あ…いや… (龍馬って言ったら歴史を知らなくても…名前くらいは聞いた事あるぞ!!ドラマや色々、出てくるし… たしか… 幕府が終わり…明治になる前に活躍した人…だよな… 凄い人みたいだが…何をしたかは詳しくは知らないけど… 汗)」 望月 「なんじゃ… 龍馬も覚えちょらんがかえ…… お~ぉ!!! とか言うから…てっきり…」 松永 「ごめん… 汗 ごめん… 汗 つう事は… 船…船… ああ!!黒船だ!!! 黒船が来たくらいの時代だ!!!」 望月 「黒船!!! 黒船は覚えゆうがか!!!」 松永 「あ…いや… 今、黒船は思い出したんです!!」 望月 「おぉ!!! 少しづつ思い出していきゆうの!!! そうじゃ!!! 黒船が9年くらいかな? 前に浦賀に来たんじゃ!! そりゃ…もう… 龍馬さんが言うには、まっっっこと大きかったらしいぜよ!!! 異人は恐ろしいの… でも、わしらは負けるわけには…いかんがじゃ…」           
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