人斬り-第1話-

21/26
前へ
/278ページ
次へ
望月 「ま… 記憶が戻るまで、時間が掛かるかもしれんが…いつも通り、仲良くして行こう!!!」 松永 「お…おう… 所で君は歳は?」 望月 「あ…あぁ… 記憶が無いんじゃもんな…歳も忘れて当然じゃな… わしは23じゃ… おまんとは同じ歳じゃった… 自分の歳も覚えちょらんが?」 松永 「あ…はい… タメなんですね!!! (偶然にも本当にタメだ…汗)」 望月 「……ん?タメ?? タメとは何じゃ?」 松永 「あ…いや… 何でもないです… (危ねぇ… 汗 現代と、この時代では言葉遣いも異なるからな…気を付けないと…)」 望月 「変な奴じゃの。 まぁ…えぇ… 京に着いたら一緒に美味いもんでも食おうちや!!な!!」 松永 「ああ!そうですね!!」 その時 トントン!!! 松永の部屋の襖を何者かが叩く。 松永 「あ…はい!!!」 松永が返事をすると襖を開け、武市が姿を現す。 松永 「武市さん…」 望月 「武市先生…!!」 武市 「望月も居ったがかい… すまんけんど、ちっくと以蔵に話しがあるきに…部屋を出てくれんかの」 望月 「あ…すみません!!」 望月は慌てて武市に頭を下げ部屋を出て行く。 武市 「…すまんの」 松永 「話しとは何ですか?」           
/278ページ

最初のコメントを投稿しよう!

417人が本棚に入れています
本棚に追加