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そうこうしていると、武市が土佐勤王党の皆を広間へ呼ぶ
松永も勿論、広間へ向かった。
広間には土佐勤王党のメンバーが皆揃っていて、200人は居ようかと言う数であった。
皆の前に、武市瑞山こと武市半平太が立っており、横には幹部の平井収二郎と間崎哲馬の二人が居た。
そして
武市の話しが始まる。
武市
「等々…京へ上洛を果たした!!!
今日より、容堂公の為、帝の為に働く事になる!!!わしらが目指すは…攘夷!!
国の為に攘夷を果たすがじゃ!!!
攘夷決行になったら異人と戦になる!!!
見事…この日の本を守り切ろうじゃないか!!!!!」
「おおおぉぉぉ!!!」
広間の中は歓喜で満ち溢れる。
松永
「す…凄い熱気だ…」
松永は異様なまでの熱気に、むせ返りそうになっていた。
武市
「今や長州は攘夷の旗頭になる勢い…わしらも負けずに勢いに乗る時じゃ!!!攘夷実行までの時間…皆は自分の剣を磨き…己を磨くのを忘れるな!!いいな!!!」
「はい!!!!!」
そして
武市の話しが終わり…皆が広間から去って、松永も広間から去ろうとした時…武市が松永を呼ぶ。
武市
「………以蔵
ちっくとえぇがか…」
松永
「あ…はい……」
松永は武市に呼ばれ、一緒に武市の部屋へと向かって行った。
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