人斬り-第2話-

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望月 「………仕事?」 松永 「おう!!! 武市さんから仕事を貰ったんだよ」 望月 「へ~!!! あの武市先生から いいの~!! 何の仕事じゃ?」 松永 「驚くなよ!!! …………………」 ――――回想―――― 武市 「…人には知られとうないき…」 ―――――――――― 松永は武市の言葉を思い出した。 松永 「やっぱ…駄目だ… 武市さんに皆には秘密だと言われたからな…」 望月 「なんじゃ… 良いじゃないがか! ここだけの話じゃ! 親友じゃないがか!」 望月の、その言葉に松永は怒鳴ってしまう。 松永 「親友…親友… いつから俺と、お前が親友となった!!! そんな事知るか!!!!」 望月は怒鳴った声にビックリしてしまう。 望月 「す…すまん… そうじゃな… 今の以蔵には記憶が無かったんじゃよな…わしは阿呆じゃ… おまんの事も考えず…親友…親友…と… すまんかった…」 そう言うと望月は寂しそうに部屋から去って行った。 松永 「ちょっと… 強く言い過ぎたか… だが…俺には親友など居ないし… ………いらない」           
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