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望月
「………仕事?」
松永
「おう!!!
武市さんから仕事を貰ったんだよ」
望月
「へ~!!!
あの武市先生から
いいの~!!
何の仕事じゃ?」
松永
「驚くなよ!!!
…………………」
――――回想――――
武市
「…人には知られとうないき…」
――――――――――
松永は武市の言葉を思い出した。
松永
「やっぱ…駄目だ…
武市さんに皆には秘密だと言われたからな…」
望月
「なんじゃ…
良いじゃないがか!
ここだけの話じゃ!
親友じゃないがか!」
望月の、その言葉に松永は怒鳴ってしまう。
松永
「親友…親友…
いつから俺と、お前が親友となった!!!
そんな事知るか!!!!」
望月は怒鳴った声にビックリしてしまう。
望月
「す…すまん…
そうじゃな…
今の以蔵には記憶が無かったんじゃよな…わしは阿呆じゃ…
おまんの事も考えず…親友…親友…と…
すまんかった…」
そう言うと望月は寂しそうに部屋から去って行った。
松永
「ちょっと…
強く言い過ぎたか…
だが…俺には親友など居ないし…
………いらない」
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