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ブシュッ!!!!!!
本間
「ぐはあああ!!!!」
松永の刀が本間の脇腹を斬り裂く。
本間の脇腹からは血が大量に滴り落ちた
しかし
本間は、それでも刀を振り回し暴れる。
本間
「し…死にたくない…
私には…まだ成すべき事が……」
ザン!!!!!!
本間
「………がはっ」
本間は胸に田中の追い討ちを食らう。
本間は、斬られた部分を手で押さえ、うずくまった。
田中
「以蔵君!!!!
止めば刺してやれ!!
首ば跳ねろ!!!」
松永
「く…首を……」
松永は、うずくまる本間を見つめ…固まってしまう。
田中
「早くせんか!!!!
それ以上…
そん奴ば苦しめるな!!!!」
松永
「………え?」
田中
「楽にしてやれ!!!」
松永
「ぐ…ぐわあああぁぁぁ!!!!!」
松永は切れた。
固まって動かなかった刀を振りかざし…
本間の首、目掛け…
振り下ろした。
ザン!!!!!!プシュッ!!!!!
頭が落ち、斬られた首からは大量の血が吹き出し…松永の顔に降り掛かる。
まるで…
鬼の様だった……
田中
「よく…
やったな………」
平井
「検分…
しかと見届けた…
お見事!!!!」
静まり返った路地には…松永の息の音だけが…響いたのだった。
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