第一章 初恋の人

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「確かに お前はサッカーが上手いよ。 だから初等部でも キャプテンを任せられてる。 そのことに対して 俺らは別に文句はねぇ。 …けど お前がチームである俺達に対しての 態度が気に入らねー。 お前 俺達のことバカにしてんだろ? 特にキーパーである西崎のこと…。 練習のたび お前のシュートを取れねー西崎に ボロカス言って…。 西崎の奴 もうウンザリだって言ってたぜ。 それだけじゃねぇ。 お前 誰にもパス送らねーだろ? そんなに俺達のこと 信用出来ねぇの? 一人で突っ走って 一人でゴール決めて…。 だったら お前一人で サッカーやればいいんだよっ。」
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