夜の紋白蝶

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その時私は不思議な感覚に囚われていた。 気がつくと私は自然とその女性を追って歩いていた。 その女性は日本人とは思えない白い肌をしていた。 服は、腕は肩口まで、脚は膝上10cmくらいまでの白のミニドレスだった。 夜の街の中でその姿は紋白蝶のように綺麗だった。 私は彼女に魅了されていた。 しばらく歩いて、彼女はこの街で最も高いビルディングに入った。 私が入った時には彼女はエレベーターに乗ってしまった。 彼女がどの階で下りるのか確認するため、階数表示を見ているとエレベーターは最上階で停まった。 私も下りてきたエレベーターに乗って最上階へと向かった。
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