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雪の積った日に僕は外に出された 裸で外に出され僕の頭に死がよぎった さぶさに震え 闇に震え 僕はただじっとした 数時間過ぎた時僕は闇の中にいた 闇の中には何かがいた 僕に話しかけている 微かにしか聞こえない声の方に行く そして僕は光の前に立っていた その時に聞こえた声は僕の声だった 僕の中には人がいた 中の人が僕に言った 「代われそうすればお前は楽になる」 僕は拒否ができずに代わった 光は要らない 闇だけが僕の味方だ そして僕は闇の中で生きることになった…
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