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「チョン・ユンホ……俺の事務所の先輩だよ。」
ユチョンが耳打ちする。
「この前、会ったでしょ?」
そういえば2、3日前ユチョンに連れられて訪れた事務所の前で彼に会った気がする。
ユチョンより少しばかり背の高かった彼。
凄く、カッコ良かった。
僕に興味を持ったのか、まるで女性に接するかのように接してくれた。
けれど、僕の趣味じゃない。
僕にはユチョンだけ。
ユチョンがいればそれでいい。
それなのに。
「お前の事気にいったんだって、」
なんで、ユチョンは
そんな事言うの?
「相手してやってよ。」
その言葉に泣きそうになった。
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