幸せ人生ストーリー

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あとは社会人になって、出会ってからの、二人のアルバムに貼ってある。 アマオは、その古いアルバムを閉じ、もとのあった所へ戻すと、また片付けを始めた。 この時、もしアマオが、アルバムのページ最後のポケットに入っていた黒い手帳に、気付いていたら・・・・・・・・・・ その問題の黒い手帳の50ページ目からの、サラミ高校卒業後の覧には、こう記されていた。 「地元の企業に就職すると、同期入社者の中で、1番、うだつの上がらない、気の弱そうな男性と結婚すること。 子供は、その後のことを考えて、作らない。 夫、自分とも、お互いに、高額の生命保険に加入する。 結婚生活を三年我慢したのち、ある毒を、夫に飲ます。 この毒は〇素と言って、無味無臭である。 これを、致死量に、満たない量を、料理に入れ、夫に与え続ける。 夫の体は少しずつ、蝕まれて行き、一年後には死に至る。 死因は病死となるであろう。 その後、夫の保険金を手にし、そして、素晴らしい第二の人生が始まる」 完
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