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どうみても自分は素敵な人ではないだろう。
しかし、サラミが自分と結婚してくれた事実がある以上、信じないわけにはいかない。
嫌な相手と結婚はしないだろう。
が、もう一つだけ質問してみた。
「その手帳によると、僕ら二人は、この後も幸せな生活を送っていくのかい?」
「そうよ。あとは、時の流れに身をまかせて行動していけば良いみたいよ」
そしてサラミは
「さーて、洗濯洗濯」
と立ち上がり、洗面所へ向かった。
それを眺めていたアマオは、余り根掘り葉掘り聞いて、サラミを嫌な気分に、させたくないし、これ以上、もう詮索しまいと思った。
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