――第十一章――

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「ここに招待券があるわ。 これを持って会場に行くだけよ。」 そう言って、真っ白の、葉書ほどの大きさの紙を取り出した。 「何も書かれていないぞ…?」 零士は言った。 「ギャンブルが違法な国もあるから、公にならないよう、何も書かれていないのよ。 その代わり、ICチップがうめこんであるから、大丈夫よ。」 「なるほどな。 それで…今回の会場はどこなんだ?」 「日本よ…。」
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