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愛車であるインプレッサに乗り込みイグニッションにキーを差し込みエンジンをかける。
ギアをローに入れ発進。
家から昭文ん家までは車で五分の距離だ。
少し遊んで行くか。国道に乗り少し遠回りをする。
インプレッサに乗っていると楽しみがこみ上げてくる。
操作性、加速感、ヤミツキになる。
単純に車好きなのだ。
昭文の家の前に車を駐車し呼び鈴を鳴らす。
中から昭文のお母さんの声がする。いつも元気がいいお母さんだ。
「はーい、どうぞ!」
「こんばんは。お久しぶりです。」
「あらっ、いらっしゃい!元気してた?あき!!ほら、健太くん来たわよ!」
「ほら、上がって上がって」
「お邪魔します。」
階段を上って左の扉が昭文の部屋だ。開けると冷気が押し寄せてきた。
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