憧れは不幸を隠す

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しばらく触られた頭に手を乗せて外の景色をみていた。 「…って…ああぁあああ!!」 いきなり大きな声を出してしまったので、周りからかなり見られてしまった。 (あぁ。恥ずかしい…でも、お礼言うの忘れちゃってたな。) そしてその男の人の顔に何か知っているような前に会ったことがあるような気がして、そしてまた会える気がして、嬉しい気持ちでいっぱいのまま、紫乃は家についたのである。       
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