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本当はわかってたんだよ いくら辛い経験をしても 周りの人の何倍もの涙を流したとしても 結局周りからの見方は変わらないってこと どんなに頑張っても みんな子供として扱われる 一人一人の意見など 気持ちなど 個性など 大人には無駄なだけ だから私達は ありもしない友情を 馬鹿みたいな嘘の現実を 無理にでも押し付けられる そして知らず知らず嘘の世界へ引き込まれ 成長し 本物の現実の壁が立ち塞がった時、初めて気づく。 甘くはないって。 でも周りより先に気付いてしまったら 苦しくて仕方ない だって本当は嘘なのに 本当は自由なはずなのに 周りは全然気付いてなくて まるで気付いてしまった私が 悪いかのように みんなは冷たい目で私を見る
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