第二の衝撃

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私のお産は、 最初だけは、難産だったけど、 三人目の娘を出産するまでは、 なんちゃあなく 暮らしてました。 平成4年暮れ 三人目を産んで、半年。 左手が、腫れてきて パンパンになった 腫れは、なかなかひかなかったので、 札幌のT総合病院へ行きました。 検査の結果、 私は、リウマチに侵されていました。 初期症状でしたが、 血液検査の結果は、 否定できないものだ。 と先生が言う。 そのとき、ハッと気づいた。 祖母のことだ。 祖母は、リウマチからくる心臓病で、昔、もう助からない と言われたことを。 先生は、循環器で、心臓も調べてもらうように といい、 私は、そのままカルテを 整形外科から、循環器へと回された。 レントゲン、24時間ホルター、そして エコー 検査の結果は、 僧坊弁及び、大動脈弁閉鎖不全症 という 病名だった。 心臓の弁が、ちゃんと閉じない弁膜症だったのだ。 どおりで、走ったりしたあと、 首を絞められるような痛みが あごにかけて上がってくるはずだ この事実は、また私を苦しめた
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