第二の衝撃

4/63
前へ
/79ページ
次へ
それからの私は、 走らない、泳がない、坂道登らない が当たり前になった。 半年に一度の検査も。 それでも 治るわけではない。 一年、一年、と悪くなっていく。 リウマチの痛みも 昨日は、ひじ、今日は、手首、 明日は? といった具合に 毎日どこかが痛くなった。 病気のこともつらかったけど 旦那に どうやら女がいるようで 行動が不自然になった。 それが 私の精神にますます拍車をかけていった。 三女が、一歳すぎたころには、 旦那は、朝帰りが多くなってきて 私の精神は、崩壊寸前になった。 それを救ってくれたのは、 元彼だった。 優しく優しく慰めてくれた 私は、彼によって 本当に 助けられた。 でも 次の病気が、 私を待っていた。 喘息だ。 風邪をこじらせた。 39度の熱が出ていた大晦日 フラフラしながら年越しそばを作った。 すると 一味しかない、 七味がいい 買ってこい! と旦那がいい 私はふらつきながら、スーパーまで買いに行った。 外は、雪。 これが拍車をかけた。
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

173人が本棚に入れています
本棚に追加