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元旦の朝
私の身体は、動かなかった。
すぐに救急病院へ。
先生が驚いて よくこんな高い熱でこれたね、
救急車できたらよかったのに
と。42度だった。
目は霞み、朦朧とした意識で、
私は、正月を実家で迎えた。
なんとか熱が薬で下がってきた夜
旦那が 旭川の俺の実家にはいつ行くんだ!と詰め寄ってきた。
まだ私の熱は、38度台。
「今回は、無理だよ」とだけ言うのがやっとだった私。
すると旦那は、
ふざけんなよ!!と、
私が寝ていた枕を蹴って行った。
なんてひどい奴だったんだろうと
結婚したことを初めて後悔した。
暮れから年明けにかけて、会社が休みだったから、
女にも会えず イライラをすべて私にぶつけていた
離婚を考え始めたのは
たぶんこの時からだった
私がこんな身体じゃなきゃ
働いて三人の娘たちを食べさせるのに
自分の身体が恨めしくて
腹立たしかった。
悔しくて 情けなくて
私は、何度泣いただろう。
そうしたら、
喘息症状が現れたのだ。
喉の下、気管がヒューヒューと言い出したのだ。
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